2012年という年のこと。

2011年08月09日

 先日,ひょんなことから藤巻健史氏の最新刊を手にしました。これに合わせ,朝倉慶氏の新刊にもひととおり目を通しました。藤巻氏の本はまだ全部読み終えていないので何とも言えませんが,これからの世界経済のトレンドとそれに対する対処を考えていく,という点では共通していると思います。GW中にマックス・ウェーバーの書評を書いたんですけど,なんとなく「つながっている」感じがします。

 ま,議論が飛躍する(嫁さんからよく指摘されます)僕のことですから,適当に書いていきますけども。数年前に勝間和代さんが「銀行にお金を預けるな」という本をリリースされた頃から気になっていた資金運用,「ついにここまできてしまったのか」というのが,この2冊に目を通しての感想です。ま,業界の方もここを覗かれることもあるでしょうから詳細は書きませんけど,メディアにしても情報にしても自分なりに吸収して消化する,そして行動する,という,シンプルに言えば「自分の考えで動く」ということがより一層重要になってきている気がします。具体的には,今は僕も他の人と同じような資金ポートフォリオだと思うんですけど,これからは資金配分を(所持金がないなりに)「ヨミ」を入れながら慎重に行う,リスクを分散させるという「頭の汗をかく」作業がどうしても必要ではないか,「金利が年○○%」ということだけで判断せずにあらゆる情報ソースを吟味して・・・あ,でもこの気づきももう遅いかも?

 それにしても情報入手という意味では,今はネットというのがあるので本当に嬉しいですね。これまでだとテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス本くらいしかメディアがなかったけど,今はネットでかなりの部分情報を仕入れている感じです。地上波テレビに至っては今は殆ど見ません。最近あることに気づきましたので。(野球やサッカーはやっぱりスタジアムで見るもの)

 閑話休題。朝倉氏の本に「2012年に世界経済は大変な方向に向かうだろう」ということがしきりに出てきます。2012年というのは,マヤ暦の最後の年,とも言われてますしアセンションが始まる年,というスピ系の方もいらっしゃいます。信じる信じないは別にして,それなりの動きが出始めてしまう年になるのではないか,という思いは強くなりつつあります。不安感を煽ってはいけないけど,かといって今までどおりに能天気に楽観的にしていてもまずい。まずは覚悟,これが必要になるでしょう→自分に言い聞かせる。

 最後にどうでもいいことなんですけど,こういう類のビジネス本というか経済予測の本はどことなくreligionに似てそうだ。あくまでも判断材料のひとつ,程度にとどめて・・・


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Posted by ベンジー@宇土 at 19:22│コメント(0)ひとり言
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