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Posted by おてもやん at

Facebook  僕なりの所感。

2013年02月26日

 こんばんは。ずいぶんと久方ぶりにここのブログに顔を出しました。
 もうすでに存在を忘れ去られているような感じもありますが、管理人ベンジーはボチボチと生きております。

 御存じの方もいらっしゃるかと思いますが、昨年2月にFacebook(以下、fb)を始めて現在で丸1年になりました。その間異業種勉強会に顔を出したり海外サイトにコメントを書きまくったりと、リアルな世界では考えられないくらいに精力的にやってきました。「海外fb友人をつくる」という、開始当初の目的はそれなりに達成できましたが、英語力が今ひとつなのか、僕の希望・夢とはまだ開きがあります。「欧米方面」の友達がまだいないので、なんとか壁を超えたい、と願っています。(「あまり英語を使うんじゃない」とかクレームを言ってくる人もかつてはいましたけどね。)

 今回は、このfb活動を通じて感じたことを僕なりにまとめましたので、御時間があられる方はお付き合いください。

 それにしてもfbやってると不思議なもので、子供の頃の幼なじみから同級生、近所の人や職場の上司・同僚、趣味仲間、異業種交流で出会った方、昔風で言うと「ペンパル」みたいな人とか、「友達」の中にも様々な立場・距離感を持った方と、それこそMeltingPotのごとくネットワークができあがるものですね。よく考えれば不思議な空間だと思います。

 さて、本題に。今回のこの投稿、僕のfb投稿で感じたことを3点御紹介したいと思います。

① fb投稿そのものが、セルフマーケティングになる。
 fb投稿を始めて友達ができ始めると思うのが「投稿に反応、いいね!してくれるんだろうか?」という疑問です。最初はこの不安が常につきまといました、正直なところ。
 そんな中、昨年秋から定期的にfb勉強会に顔を出すようになりました。そこの講義で最初に印象に残ったのが、「fb記事での反応は通常20~25%」ということ。このことを聞いてから投稿に対する不安が消えました。人間関係での「2・6・2の法則(誰かが言っていた)」にも合致しますし、友達Max5,000人の有名人でさえ記事へのいいね!反応は多くて1,000~1,500だったりと、結構この比率はいい線いってるみたいです。
 僕の最近の投稿に対するいいね!等も大体2割前後、多い時で25%近くになります。
 そこで、最近僕が心がけているのは、自分の興味のある分野はどんなことでも積極的に書くということです。どういうことかと言うと、皆さんが喜びそうなことから、リアルな世界ではなかなか話し相手がいないようなこともfbで書いてしまう、ということですね。そうしますとね、「あ、この記事反応あるんだ」とか「この記事はイマイチだったかな」とかいうね、一種の感触が出てくるんですよ。それが蓄積されてくると僕の中で感覚と言うか基準ができてくる。「この記事は恐らく反応多いかも」とか「これはリアクションないよねぇ」とか、最近は投稿する時にある程度傾向が見えるようになりました。
 この段階を過ぎれば、次は僕自身を売ること、を考えるようになります。「どんな記事を、どういう風に書いたら共有していただけるのか?」最近はこのことを念頭にネタ探し・文体の訓練をしてます。くだけた文・緊張のある文・リズムを入れる・大げさに伝えるのか?・行を入れるのか・つぶやきにするのか・個人に宛てたように書くのか?などなど、考えればキリがないのですが、「どう書こうかなぁ」という楽しみが今はあります。自分自身を売り込んで、自分自身をマーケティングしてしまう、僕は今この方針でやってます。


② ビジネスであれ行政であれ、究極は「人」。
 今の時代、個々の人間力がこれほどまでに試されることはないと、個人的には思います。ベースになっているのは、ダニエル・ピンクの「ハイコンセプト」という本。「共感・笑い・バランス・物語」などといったコンセプトを軸に右脳を動かして活動していく、という趣旨で、アメリカや日本などの高度先進国でこれまでの生活水準を維持するためには必要な感覚である、といった内容だったと思います。
 御存じの方もいらっしゃると思いますが、僕は行政側にいる人間です。どちらかというと「ヒール」役にならざるを得ないのかな、という気はするんですが、ビジネスにしろ行政にしろやるのは「人間」であることには変わりはないので、行政・公務員としての立場も大切ですが、それ以上に「一個人」としての姿勢を大切にしていきたい、と思ってます。ビジネスと行政の比較はここではしませんが、減点志向よりもイノベーション志向である必要は最低限あるかな、とは思うし、行政そのもののイノベーションができなければいづれは行き詰まってしまう、という危機感はあります。その危機感を打破するためにも、上記の「ハイコンセプト」は大切にしていきたい。「ハイコンセプト」実現に向けた、まさにうってつけのメディアがこのfbなのではないでしょうか。


③ フラットな世界での、開かれた空「間」
 数年前に、トーマス・フリードマンが「フラットな世界」という著書を出版し大ヒットになりましたが、上でも書きましたが今は地政学的にも階級的にも差がなくなりつつあるのを実感します。だって熊本にいながらニューヨークタイムズとかリアルな時間で読めるなんて想像だにできなかったし、有名人の記事にコメントして反応が来たり、とかね、距離感というのが(バーチャルな世界であるにせよ)本当になくなってきました。
 だからこそ、自分と他者とをつなぐ「間」というものを大切にしたい、という思いがあります。どう接していこうか?どんな風にバランスをとっていこうか?といったことをね、考えるようにしてます。「ちょっとのめり込み過ぎてるな」とか「こっち側に振りすぎてるからあっちに戻そう」とかね、瞬間でのバランス取りの感覚も磨きたい、と願ってます。
 fbで言えば、「ちょっと投稿し過ぎかな」「ちょっと言い過ぎたかな」「もう少し積極的に反応してもいいんじゃない」とか、自問自答しながらやっていく、というイメージですかね。分かりにくいかもしれませんが。
 そんな「間」の取り方が、これからのバーチャルな・リアルな世界でも人間力を磨くひとつの、かつ重要なファクターになるのは間違いない、と確信しています。

 最後にもうひとつ。今までの文章ともつながりますが、これからは「セルフプロデュース」の時代になる、と僕は勝手に思ってます。僕の大好きな浜田省吾さんも自分自身をプロデュースされてますし、この作業はいざやってみると大変だけど面白そうな感じはあります。
 現代社会では「管理」という言葉に溢れているようです。「生産管理」「コスト管理」「健康管理」「財産管理」・・思い浮かべただけでもこのような言葉がでてきますが、「管理」というのは外から内に向かって、上から下に向かっている印象があって、僕自身あまり好きではありません。それを「プロデュース」に言い換えてしまうと、内から外に向かう方向になる。「自分をプロデュースする」と思えば、ダイエットとか運動健康にもより関心が湧くし仕事も内面から楽しめるのではないでしょうか?要は「好きに過ごしたもの勝ち」みたいなもの、「好きこそものの上手なれ」の姿勢で過ごしていくのがいいのかもしれません。


以上、短時間で(約30分)一気に書いてみました。また時間が経過すれば違う想いが出てくるとは思います。その時はまたその時で書いてみますので、よろしくお願いします。


 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「野ブタをプロデュース。」ならぬ「オッサンをプロデュース。」よろしくお願いします。
  

Posted by ベンジー@宇土 at 20:37コメント(0)ひとり言