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Posted by おてもやん at

クレーンゲームにはまる。

2011年06月28日

 こんにちは。随分暑くなりましたねぇ・・・・九州南部地方の梅雨明けもあって,もう熊本も梅雨明けしたようなもんですね,これ?新築の我が家は「高気密・高断熱」を売りにしたHMと契約して建てたんですが・・・思いっきり暑いじゃん!暑さ対策を今書籍とかネットとかで研究中であります。(←経験者は語る!?)

 さて,以前も書いたんですが,ここのところ仕事などでのストレスをクレーンゲームで発散してしまう日々となっております。あまりいいことではないんですけどね。うちの近くとか南熊本とか行ける時は行ったりしてるんですけど,基本的に設定がきついね,どこでも。景品のところにさりげなく滑り止めのテープがあったりするし,台によってクレーンの力が微妙に違っていたりするし,落とせそうで落とせない(テコの原理をうまーく逆利用した)設定になっている台がかなりある。ま,これもゲーセンの収入源だから,と言ってしまえばそれまでですけどね。でも最近は1~2回試しただけで「望みなし」と判断できるようにはなってきましたね。

 そんなに取れないならやめればいいじゃん!という話にはふつうはなるんですが,ごくたまにね・・・面白いようにGETできる日があるんですねぇ。これも何らかの事情でそういう設定になっていたんだと思うんですが,こんな時があるから止められない,次もチャレンジしてみよう!という風になってしまうんですよ。思いっきりゲーセン側の意図にマンマとはまっちゃってますけど,モノは残るのでしっかりと有効活用していこうと思います。

 「最近GETのプライズ」
 ・「ルンバ」類似のクリーナー・・・ネットショップからの「1割引き」並みにかかってGET。これは何回試しても欲しかったのでとにかく取れて嬉しかった。逆テコの原理に最初はハマり,最初の位置に戻って再挑戦したら2回でGETできました。
 ・ホークス携帯ラジオ・・・これも欲しかったので諦めませんでした。結果的にはネットショップ並みの値段で取れて安堵。
 ・35cm仮面ライダーフィギュア・・今2種類持ってます。共に2回で取れました。
 ・踊るマルモ(?)(セサミストリートのキャラクター)人形・・・結構回数かけましたけど,ネットショップの7割引きレベルの値段でGET。
 ・ゴーセンジャー(?)食器セット・・・100円でGET。しかし食洗機が使えず残念。
 ・ゴーセンジャーのミニサッカーボール・・・100円で意外なところから掴んでGET。
 ・ONE PIECEの扇子・・・・クレーンのスキマが大きく,力もなかったにも関わらず,ズラシ戦法で500円でGET。翌日には息子に壊される。  

Posted by ベンジー@宇土 at 18:25コメント(0)ひとり言

となり町戦争

2011年06月03日

 さて,先日から勢いづいた読書ペース,先日ちょっとだけ書いた副島氏の著書も一通り読みました。詳しくは後日にしますけど,一言でいえば「痛快!なるほど!よく言った!」です。数日前からの「国会内の株主総会」の動き,それを報じるメディアの姿勢も「確かに」という感じでみてました。

 閑話休題。今日書いてみる本は,「となり町戦争」という小説です。小説の感想を書くのはたぶん初めてだと思います。「1Q84」以来ですね。これを買ったきっかけはまず何と言っても「同窓生」の小説であるということ(著者の三崎亜記氏は熊大文学部卒,残念ながら面識はない。),それと著者のサインが入っている,ということで(これも数年前に)購入しました。

 30代の独身サラリーマンが一人暮らしをしている町,舞坂町がとなり町と戦争を始めてしまう,そんな中で舞坂町からとなり町の偵察任務を与えられ,舞坂町役場の担当者と過ごしていく,というストーリー。この戦争は歴史やニュースで報じられるものとは少し違って主人公の前には表れてこない「見えない戦争」,日常の中で存在しているのかも疑わしい非日常の世界に次第に(主人公の意思とは関係なく)入り込んでしまいます。そんな中で対照となる世界・意識の境目の間隔が麻痺し同化していく・・・・

 日常のありふれた世界の中に少しだけ非日常のものが入り込んで次第に浸食してしまう,というストーリー,そんな中で何かを得,何かを失っていく心模様というものは,この小説を読んでいくうちにある種の「デ・ジャ・ヴ」を感じ始めてました。

 この「デ・ジャ・ヴ」は何なのか・・・・ある瞬間,僕の中では「村上春樹氏」の世界に近いものを感じているのに気づきました。ただ村上春樹氏と違い,ストーリーの最後でもうひとひねりあり,村上氏より光を(相対的に)感じる形で読み終えました。

 なかなか読むチャンスがなかったのですが,読みだしたら3時間くらいで一気読みしました。久しぶりに程よい・いい小説でした。

 ちなみにこの中で,舞坂町の担当職員とか町役場・行政のシステムが節々に表れ,これがものすごくリアルで生々しかったので,役所勤めか役所に友人がいらっしゃるのかな,と思ってました。読み終えた後でサイトを見てみたら「元市役所職員」との履歴。納得です。  

Posted by ベンジー@宇土 at 13:09コメント(0)読書感想

なるほどねぇ・・・・カラオケ話。

2011年06月02日

 先週末,ひょんなことから久しぶりに一人街に飲みに出まして,新社会人の頃からかれこれ20年近くお世話になっているお店に顔を出してきました。

 アットホームなそのお店の雰囲気は今も変わらず,ママさんはもとよりお客さん同士でも寛いで話をすることができました。その後でカラオケを歌い始めたんですが,お隣のお客さんが「みずいろの雨」を歌われるのにインスパイアされ,同時代の「カリフォルニア・コネクション」を直後に歌い始めました。ま,この歌は以前から歌いやすいな,とは思ってましたが・・・ワンコーラスを終えたあたりでママさんいわく,「○○くん(僕のことです)は水谷豊声だよね」とのお褒め?の言葉をいただきました。これに気をよくして最後まで気分良く歌えました。20代の頃から僕を知っているママさんから頂いたこの一言,改めて気づきを与えてくださった,そんな気がします。これからは水谷さんに近そうな方の歌を選んで,しっとり歌いたい,そんな気持ちです。

 ちなみに,その日のお店では僕が最後に入れた「僕と彼女と週末に」で締めとなりました。以前書きました省吾のナンバー,リリースされて30年近く経つこのナンバーが今あまりにも時代にフィットしてしまった,生々しさが出てきている感じがしております。「この歌はそう滅多なことではカラオケでは歌わない」と決めていたんですが,息子も成長している現在,僕らの世代の決意の意味も込めて,機会があればどんどん普通の場でも歌っていこうと思います。

 でもねぇ・・・できることなら「杉下右京」のような立ち回りができれば最高なんだけどねぇ・・・はいい?  

Posted by ベンジー@宇土 at 17:57コメント(0)ひとり言

逆境の中にこそ夢がある

2011年06月01日

こんばんは。今夜は久しぶりに読書感想を書いてみたいと思います。言わずとしれた、現知事の自伝本です。このおてもやんブログで書いていくのは恐れ多いような気もしますが、率直に書いてみます。

実はこの本、蒲島知事の就任直後に買ったんですけど、長いこと本棚に置いていたままにしてました(すみません)。今日何気にとってみたら一気に読み通してしまいました。知事のサクセスストーリーが読みやすく綴られています。
鹿本での少年時代から農協職員、アメリカ農業研修生、ネブラスカ・ハーバード大学から東大教授になられるまでの半生を、めりはりをつけて?振り返っていらっしゃいます。あらすじは省きますけど、印象的だった部分だけを書いてみます。

学生時代には好きな先生の教科の成績がよかったこと。勉強も案外先生との相性は大事なんだな、と改めて思いました。それと読書好きは僕も同じです(嬉しい)。

学生の時に立てた「牧場経営・政治家・小説家」という夢を現実の目標におとし、具体的に行動を起こされたこと。僕は「DJ・大学教授・作家」という漠然とした夢を、文字通り夢想しただけで、知事が言われる「一歩」を結局踏み出せなかった、何もしてこなかったというのが今のところの僕の悔いです。この「一歩」を踏み出された知事にはもうひとつ僕が持っていないものを持っていらっしゃいます。それは「楽天主義」という傾向です。僕はいつもマイナスから考える癖があるので、とにかく安全・無難に、と考えてしまいます。「とにかくやるしかない」という心境、余計なことを考える時間さえないほどのプレッシャーの中を過ごされていらっしゃいますが、やはり現実の目標となった「夢」があったからこそ、ではないでしょうか。

アメリカの大学の充実度を感じます。先日から(これも気になってたんですが)副島隆彦氏の本も読んでまして、政治思想というか政治学の研究は日本とは比べものにならないくらいアメリカの大学や研究所は多彩ですしそれぞれがしっかりしていて、何よりもブレない。それに知事の自伝で感じたのはアメリカの大学の懐の深さ。知事のように夢を持って成長していく人達にはアメリカはしっかりと応じてくれる、そんな感じを受けました。
それに何より知事の運の強さというかタイミングのよさ、夢を「引き寄せた」ドキュメントとして読むことができました。節目節目で適切な人が現れる、こうしたこともすごくうらやましいし、それだけの知事の意思の強さも感じます。
著書の最後に「出会った人達の期待を上回れるように自分にプレッシャーをかけ、努力してきたから今の自分がある」という趣旨の一節が出てきます。先程僕の夢も書きましたけど、こうした夢はまだ過去形にはしません。今日こうして書いていることをきっかけにまた頑張っていきたい。人生で決して無駄な時間などない、そう信じて過ごしていきたい。

昨年と今年と、KABフォーラムで知事の話を伺い、改めて知事のソフトな語り口の中にも信念の強さを感じています。しっかりと、我が熊本県を運営していただきたい、と願って今夜の感想を終えます。


ちなみに、先日思いがけず細川護熈さんの「内訟録」も手に入りまして、学生時代から持っている(物持ちいいなぁ、俺は)「明日はござなくそうろう」「権不十年」「鄙の論理」と合わせ技で読んでみます。まぁ、これだけ読んだって世間じゃ「どこの馬の骨」なんでね、俺は。でもこういう本は大好きです。  

Posted by ベンジー@宇土 at 22:26コメント(0)読書感想